青汁をご覧になったことがありますか?緑黄色、特に葉物の野菜を潰してジュースにした青汁は、当然ながら野菜の持つ色、緑色をしています。これはケール青汁、フルーツ青汁、錠剤から粉末までどの青汁製品を見ても濃淡はあれどほぼ共通していることでしょう。しかし商品名は「青」汁です。青汁は、青汁を考案した遠藤仁郎博士の夫人、ヒナ子氏により命名されました。青汁に限らず、古くから緑色を指して「青」と呼ぶのは日本語の特徴です。これは藍で布を染める時、固く絞った染め布を開き初めて空気に触れさせる瞬間、紺色ではなく鮮やかな緑色が現れることから来ていると言われています。藍が持つ緑色を指していた「青い」という表現は青信号、青野菜、青い山などとすっかり生活に浸透しています。時には色に対して繊細だった時代をしのびながら青汁を飲むのもいいかもしれません。

